大切な時間を重要なことに

2017年8月17日 11:40 pm Published by

 

 

 

 

 


 何時間を確保するか?


 

 

 

6,7年前に読んだ本に書かれていた

“ある考え方”が今でも頭の中に残っています。

 

それはタイムマネージメント

(時間の使い方)に関しての考え方。

 

 

上記のマトリックスグラフ上で

どこに分類されることに時間を

優先的に使うべきか?

 

結論から言うと、

D(優先度が高くて、緊急度が低いこと)

のために時間をたくさん確保することが

長い目で見たときに自分にとって

価値があるという一つの考え方です。

 

 

この本を読んだきっかけは、

当時仕事上でやるべきこと、

やる必要があることがたくさん

あり過ぎて、いつも頭の中が

ぐちゃぐちゃになっていました。

 

「あれもこれもやらないといけない」

 

いつも複数の仕事をかかえ、

シンプルに目の前のことに

集中できる状態ではありませんでした。

 

当時はまだ社会経験も浅く、

仕事上で必要なスキルが

不足していました。

 

その一つが時間の使い方である

タイムマネージメントでした。

 

それまでは何となく頭の中で

仕事上の業務を優先順位をつけて

やっていましたが、おそらく

切り口が「優先度」や「重要度」

ではなく「今やりたいこと」や

「やりやすいこと」など、その時々の

感情や心境にかなり影響を受けていました。

 

それで良い仕事ができるわけがなく、

本を読んで時間の使い方を工夫することに。

 

定期的に頭の中を整理整頓し、

残ったものに優先順位をつけていく。

その習慣ができてからは

変なストレスもなくなり、

仕事面でも物事が順調に

進むようになりました。

 

 

 

分類を見たとき単純に考えれば、

Bの分類である緊急度が高くて、

優先度の高い業務が先に来るはずですが、

仕事上の業務でBに来るのは

だいたい周りの影響により緊急度が

高いだけであることが多いように感じました。

 

例えば、

現場を離れて会議がある場合、

ときに上司が思いつきで指示を出した

業務などは実際の現場の優先度や緊急度とは

違ったモノサシでの判断であることが多く、

ただ上司の命令であるからゆえに

緊急度が他より高くなったりすることも。

 

現場で優先度の高い業務は他に五万とあるのに。

 

なのに、

あたかも時間は無限にあるかのように

上司は部下に様々な新しい業務を落としていく。

 

その違った基準の業務を

先にやって目の前の現場が上手く

いくことは少ないはずなのに。

 

 

自分が管理職になったときにも

同じような錯覚に陥ったことがありました。

 

スタッフや自分自身に対して、

あたかも時間は無限であるかのように

あれもこれもと業務を与えたり、

自分自身にも課していました。

 

それでは本当に重要なことに

時間を割くことができなくなって

しまうにもかかわらず、

度が過ぎたり、欲張ってしまう。

「あれもこれも」と。

 

だからこその時間の選択と集中。

本当に重要なことに時間を投資できるように。

 

 

 

頭ではわかっているつもりでも

実際にはできないことがたくさんあります。

 

一旦、ある流れの中に入ると次から次へと

新しいことが目の前に飛び込んできて

冷静に考えることもできず、

ただ流れに流されてしまう。

 

考える時間を持てずに

ただひたすら頑張って目の前のことを

片っ端から片付けていく。

 

気づいたときに時間は

あっという間に過ぎていて、

「本当に自分にとって重要なことに

大切時間を使えただろうか?」と

自問自答することに。

 

そうならないようにまずは

自分自身の考え方を矯正する

必要があると思いました。

 

改めて「時間は有限である」と。

 

当たり前のことですが、

時間がたつといつの間にか

当たり前でなくなってしまうので。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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