誰に必要とされる?

2017年6月1日 12:55 pm Published by

 

 

誰にとって最適の場所・環境であるか

 

 

 


 誰のための場所?


 

 

名古屋で学びのシェアスペースを

始めようと決めたときに考えたことは、

 

「この場所は誰のために存在するのか?」

「その人はどのような人か?」

 

を明文化することでした。

利用される方の目的は資格取得などのスキルアップ。

その方々は自分と同じように環境に影響を受けやすく

勉強をしようと思っても家でできない。

 

「そのような人を一言で表すと何になるか?」

 

当初は明確な言葉が見つかりませんでしたが、

場所を作るきっかけが自らの経験であったため

自分自身の性格や特徴を書き出していきました。

 

 

・学ぶこと、知ることに興味が強い

・自分の大切なことに集中できる場所・時間がほしい

・たくさんの人と接すると疲れる、

1人になりたくなる

・良くも悪くも周りに影響を受けやすい。

・細かいことが気になる。気づく。

・大勢の前で話すのが苦手、

小人数、または1対1など大丈夫。

などなど。

これらの特徴に当てはまる人を仮の対象と

し次に考えたのが、

 

「この人はどのような空間であれば

資格やスキルアップの勉強の集中する

ことができるだろうか?」

 

「席の大きさ、広さは?」

「イスは座り心地はどのようなものが?」

「席の周りは囲われている方が良いか?」

「空間はどうあるべきか?」

などなどここでは書ききれないほどの

自問自答を行いました。

 

ある程度の外枠が決まりだし、

数字なの計画も作る段階に入った

ときにある本と出合いました。

 

内向型人間の時代

 社会を変える静かな人の力」

著者 スーザン・ケイン

 

You tube

アメリカの有名なトークショー、

TEDに著者本人が出演しています。

 

この本を読んだときに

自分がそこに書かれている人の

特徴にまさに当てはまりました。

それは少しばかり共感できるところ

があるのではなく、ほぼすべて

当てはまるレベルです。

 

この出会いもあり、決め切れていなかった

この場所の対象を表す一言が決まりました。

それがこの言葉、

 


INTROVERTS

  = 内向的な人


 

詳しくは説明しませんが、

いわゆるSHY=シャイという

意味の内向的なイメージと異なります。

 

この本を読んでいただけたら

共感してくださる方はきっと

多いと思います。

 

そもそもこの本に出合えたのは

もくもくと勉強する人たちは

どのような方か?を考えている

うちに内向というキーワードが

出てきました。

 

学生時代は自分の好き嫌いは

おいといて誰しもが勉強する

機会があったと思います。

 

しかし大人になってまで

資格の勉強やスキルアップを

目指す方はそもそもそれ自体が

好きな方ではないかと思い至りました。

勉強がというよりも新しいことを

知ることや学ぶこと、そして

自分自身が成長することが。

 

資格やスキルアップの勉強を

する動機は会社から半強制的になど

様々だとは思いますが、

継続してもくもくと勉強できる人は

そもそも限られているはず。

 

それらの要素を突き詰めて

考えると内向性の強い人の特徴に

当てはまることがわかり、そこから

あの本に繋がることが出来ました。

 

内向性が強いと言われる名古屋であれば

共有・共感してもらえる人にたくさん

出会え、必要とされるのでは。

 

名古屋の内向的な人たちのために、

 学び×シェアスペース

  =コラーニングスペース

 

 

 

◆Introvertsの特徴◆

 

これに共感できる方に最適?

 

 

 

 

 

 

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