何を言うかではなく誰が言うか

2017年8月20日 12:12 pm Published by

 

 

 

 


 どれだけ失敗して、そこから

   どれだけ学び・気づきを得られたか?


 

 

 

シェアスペースの魅力的な点は、

様々な人に出会えることです。

 

それも不特定多数の様々な人に

出会えるという意味ではなく、

ある程度似た感覚や特性、価値観を

持った人たちと出会える点です。

 

自分の時間をあえて勉強など、

自身の成長に繋がる時間に充てる

人たちは共通点が多いです。

 

当然、同じような人たちが

集まるから変なトラブルも

回避でき、利用者の方が

集中して勉強や仕事などの

作業ができる雰囲気が自然と

作られていきます。

 

 

 

以前、飲食業の仕事をしていたとき、

テレビ番組の「カンブリア宮殿」や

「ガイアの夜明け」をよく見ていました。

 

何故かよく飲食業の会社が取り上げ

られてたため、録画をして仕事から

帰ってきたら見るという習慣が

当時ありました。

 

その当時、業績が伸びている飲食業界の

会社が取り上げられ、その取材の中で

社長のインタビューや、過去の経験や

今の取り組みなどが紹介されていました。

 

よく「そんな番組見ても勉強にならない」、

「その人だから成功できた」とか

色々意見はありますが、自分としては

その社長さんの苦労話が語られる部分が

好きで見ていました。

 

「今では誰もが知っている会社の社長さん

でもそんなに大変な経験をされていたんだ」

なんてことを知ると、変な親近感がわき、

勇気をもらえたりするからです。

 

そして何よりその社長さんたちが

かっこよくて、とても魅力的に

自分には映りました。

 

外見的な見た目のかっこよさ、

魅力的というわけではなく、

それはどこか内面から来ているような。

 

テレビだから聞こえが良い風に

取り上げられている点も多々あるかと

思いますが、社長さん本人の言葉で

語られるインタビューは、けして

テレビ的な表層的な言葉ではなく

その人自身の本心から出てくる言葉

のように自分には聞こえました。

 

恐らく、過去の失敗体験から

大切なことに身をもって気づけたから

こその言葉だと思います。

 

 

 

自分自身が魅力的だなと思う人は

多くの失敗やをされている方々です。

 

チャレンジしているからこそ

失敗も当然ありますし、

それでも「次こそは!」という

折れない気持ちを持ち続けているため、

失敗から「何がどう悪かったのだろうか?」と

自己反省されています。

 

口で言うのは簡単で、

誰もが失敗してつらい思いをしたくない

という心理が自然と働くと思います。

 

先の方々も当然失敗からつらい経験も

されているかと思います。

しかしだからこそ人としての器が

多きいのではと思います。

 

自分自身がつらい経験をしているからこそ、

他人に対して寛大になれたり、ちょっとした

些細なことにも本心で感謝できる方々が

多い気がします。

 

 

昔読んだ本の中に、

「何を言うかが大切ではなくて

誰が言うかが大切である」という

文章が書かれていました。

 

当時はよく意味がわかりませんでしたが、

今ならわかる気がします。

 

実体験で経験を積まれている方々の

言葉はどこか深みがあります。

たとえ短くてシンプルなよく聞く、

ありきたりな言葉であったとしても。

 

その言葉はテレビや本や、

誰かが言っていたことをまるまる

真似して言っているわけではなく、

自身の体験から気づくことができた、

本心の言葉だからだと思います。

 

 

 

 

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