隠れ家的な自習室

2018年2月16日 9:00 pm Published by

 

 悪く言えば、目立たなくて入りにくい。

  良く言えば、大人の隠れ家的スペース。

 

 

 

「自習カフェ名駅」はビルの4階にあります。

 

おそらく、当店に来られたことがある方は

初めてビルを見たときに思われるはずです。

 

「なんか入りずらい・・・」

 

特に女性の方はこのように感じるかと思います。

 

ビルの1階は広島お好み焼きの「じゃけん」さんが

テナントでお店を構えているため、いつも

たくさんのお客さんで賑わっています。

 

おかげ様で当店の場所を説明する際に

いつも「じゃけん」さんが目立つので

使わせていただいています。

 

 

問題なのはエレベーターが2階にあるため、

1階から2階まで階段であがる必要があります。

 

その2階まで続く階段が、天候や時間帯

によってはまったく日が当たらないため

薄暗く、入りずらい雰囲気を醸し出します。

 

お店を出す計画時点で当然わかっていたことですが、

当時は逆にそれが良いかも?なんて思っていました。

 

それは集中できる自習スペースを作る際に

大事にしたポイントとしてあまり目立ち過ぎない

という点でした。

 

これは業種にもよりますが、

基本的にビルの1階にお店を出せれば

通りがかりの人に見られやすくなりますし、

お店にも入りやすさがあるかと思います。

 

しかし、個人単位で自習スペースを

利用されるお客様のことを考えた場合に

変に目立ち過ぎて人目につきやすくなる

ことは逆効果になると思いました。

 

そこにはやはり資格勉強や

お仕事関係の業務をされたいときに、

環境的に集中しやすい「隠れ家的」

な要素が必要だと感じました。

 

当然、運営する立場からの視点で

あればお店を出す場合に、

 

「どれだけ目立つ場所に出すか?」

「どうすれば人に認識されやすいか?」

 

を考えるはずですが、

今回ばかりは「目立つこと」より

「隠れ家的」を優先しました。

 

 

経営的にはたくさんの利用者様に来店して

いただくことが存続するための必要条件

ですが、実際利用される方のことを想うと

店舗を出すのは1階ではないと判断しました。

 

相反することを同時に行うため、

開業当初はなかなかお客様が当店のある

4階まで上がって来られる方が少なく、

 

「やはり1階を選べばよかった!?」

 

なんて思ったことが多々ありましたが、

今ではそこまで後悔はありません。

 

「入りずらい!」「女性1人ではこわい!」

 

なんて言われることが未だにありますが、

最近は社会人の女性利用者様が偶然かも

しれませんがだんだん増えてきましたので

少しほっとしています。

 

 

 

 

 

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